麺は生きているということを念頭に置き、小麦粉に加水するところから、ミキシングして生地になり、圧延し、熟成の工程を経て、最終的には一本一本の麺へと加工されるわけですが、ここまでの工程に至るまでに、工場内の温度・湿度管理、小麦粉を適温で寝かせる事、生地によってミキシング時間・ミキサー内での攪拌数やスピードの調整、グルテン質を最大に引き出す為の生地の温度管理、熟成の時間、製麺後は一定の温度の室内で寝かせるなど、製造において長い歴史の中培ってきた技術は、ここに書ききれないぐらいありますが、一番こだわっているところは、お客様に満足して頂ける麺を作るという所です。
博多では、博多ラーメン、長浜ラーメン、久留米ラーメンなど、福岡内の同じとんこつラーメンでもスープに使う豚骨の種類も違えば、スープの濃度、かえしに使う醤油、調味料などお店によって様々な種類があり、とんこつラーメンには細麺であればどれでも合うということではありません。
生地の加水率、使う小麦粉の種類、麺の太さや長さが少しだけ変わるだけでも、スープの乗り方、風味や食感なども変わります。
昨今でいうと、博多でも醤油ラーメンに始まり、家系ラーメンや鳥白湯ラーメン、つけ麺など、多岐にわたるラーメン店が出店している中で、お客様のスープに合う麺を作るという事にこだわって製造しておりますので、一緒に試食を繰り返しながら理想の一杯を作り上げるということが出来れば幸いでございます。
弊社では30種類以上の生地があり、100種類以上の麺があります。
お客様に満足して頂ける一杯を作る!という事にこだわりを持たれている方は、麺についての細かなご注文や、特注麺も対応しておりますので弊社にお問合せ下さいませ。
理想の一杯になるまで、とことんお手伝いさせて頂きます。
また、自家製麺をされている方でも、麺についてのページで製麺に関する内容を記載しておりますので、ご参考までにご覧ください。