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麺の仕入れ卸業者や卸会社をお探しの方はいらっしゃいませんか?
ラーメン店やうどん店などの麺のお店は、全国各地に点在しています。その中で差別化を図るためには、ほかのお店にはないこだわりの自家製麺をアピールすることをおすすめいたします。麺は原料や配分、ちぢれ具合、太さ、こね方などにより、味や食感が異なります。そのため、ちょっとした工夫でお店独自の麺をつくることができます。
こちらでは麺の仕入れ卸業者である青木食産株式会社が、製麺工場での製造工程について解説します。こだわりの麺をつくるための「複合」によって、工場で自家製麺と同じレシピで麺をつくることができるのです。また、ラーメンやつけ麺、ちゃんぽんなどの麺好きが多い理由についてもご紹介いたしますので、ぜひ参考にしてください。
ラーメンの麺をつくる工場は、画一的に麺をつくっていると思われるかもしれません。しかし、機械が使われるようになっても職人技は健在です。製麺技能士という国家資格を持つ職人がいる製麺工場や麺の卸会社もあり、こだわりの麺づくりが行われています。ラーメン生地をつくるうえで重要な工程「複合」についてご紹介します。機械とは思えない、繊細な麺づくりを知ることができます。また、麺の製造工程についても見てみましょう。
ラーメン生地をつくる工程には「複合」と呼ばれるものがあり、ラーメン生地をつくるうえで重要な工程です。複合工程の役割について解説します。
上記が、製麺における複合工程の役割です。麺を何度も圧延する複合を行うと手間がかかりますが、美味しい麺づくりのためには欠かせない工程なのです。
複合は、麺の味に影響します。同じメーカーの機械を使用し、同じ原料で製麺を行っても、工場が違えば同じ麺はつくることができません。同じ工場であっても、日によって違いがでてしまうこともあり、それほど複合は技術の差が現れます。
2枚の麵生地を重ねて鍛える複合を行うことで生地が強くなり、茹でのびしにくい麺になります。しかし、麺生地は鍛えすぎるとグルテン組織が破壊されてしまうので、麺を圧延する回数などの加減が重要です。
では、複合を行わない場合には、どのような麺ができるのでしょうか?
複合を行わないと麺が鍛えられないので、上記のように全体的に弱々しい麺ができあがります。粘りや硬さが足りずに茹でのびしやすい麺、となるとあまり美味しい麺ではないことが想像できるでしょう。
こだわりの麺を作りたいが思うようにいかず、お悩みの店主もいらっしゃるでしょう。
工場では画一的な麺しかつくれないわけではなく、お店こだわりのレシピで麺づくりが可能な工場もありますので、ぜひとも仕入れ卸業者にご相談ください。つけ麺、ちゃんぽんなどニーズに合った麺の仕入れができるように卸業者として尽力させていただきます。
ラーメンなどの麺をつくるにはプロの技が求められ、製麺技能士という国家資格があるほどです。こちらでは、麺の卸会社として原料から麺ができるまでの工程を解説します。
麺の原料は小麦です。美味しい麺をつくるためには、厳選した小麦が必要です。多くの業者は各地で生産された様々な銘柄の小麦を、独自の割合でブレンドするなど試行錯誤を行いながら美味しい麺づくりをめざしています。
小麦粉やかんすいなどの原料を、開発したレシピに基づいて計量します。麺づくりには水も重要ですので、季節や気温、湿度などに合わせて量を調整しなければなりません。
真空の混合機で原材料を練るミキシングは、コシの強い美味しい麺をつくるための重要な工程です。練り終えると、麺は板のような状態に巻きあげられます。
板状になった麺帯を2層に結合し、圧延ロール機で少しずつ薄くしていきます。複合によって麺が均一になります。
温度と湿度を最適な状態に保ち、麺帯を休ませます。熟成することで麺の歯ごたえが良くなり、旨味が引き出されるのです。
熟成した麺をカットします。麺をカットする切刃には様々な種類があり、切刃の種類によってあらゆる太さや形状に切り分けられます。細麺や太麺、平打ち麵などのほか、カットした麺をゴム弁に通せば、ちぢれ麺ができます。
カットされた麺は1食ずつ分けられて袋詰めされます。工程によっては袋詰めの前に、1食ずつ職人によって手もみが行われる場合もあり、機械でもこだわりの麺づくりが可能なのです。
自社での麺づくりの場合はカットして1食ずつ分ければ完了ですが、工場の場合には様々な業者へ出荷することになりますので事情が異なります。異物混入がないか検品を行い、冷蔵庫で1日冷却してから出荷となるのが一般的です。
日本ではラーメンやつけ麺、ちゃんぽんなど麺が人気です。なぜこれほどまでに麺好きが多くおすすめされるのか、その理由を解説します。また、日本のラーメン需要の高さについても注目してみてください。つけ麺、ちゃんぽんなどお店で食べるラーメンだけでなく、家や職場で食べるインスタントラーメンもおすすめです。
日本人は麺好きな人が多いです。なぜ日本にはこれほどまでに麺好きな人が多くおすすめされるのか、その理由を探ってみましょう。
ラーメン店の中には1杯1,000円を超えるようなお店もありますが、たいていのラーメン店では1杯1,000円以内に収まります。麺やスープが隠れるくらいチャーシューが入っていても、1,000円でおつりが返ってくることも珍しくありません。安いお店だと、500円のワンコインで食べられます。リーズナブルに食べられるのは、大きな魅力といえるでしょう。
注文してから出てくるまでの時間が短いのも、麺の魅力です。ラーメンでもつけ麺、ちゃんぽんなどあらゆるお店やメニューがありますが、どんなに行列ができるお店でも席に座ればすぐに食べられます。時間が限られている昼休みなどは、すぐに食事ができるお店はありがたいものです。忙しいときだけでなく、お腹が空いているときにもラーメン店のスピード感は魅力です。
ラーメンの麺は小麦粉でつくられているので、満腹感を味わいたいときにもおすすめです。たいていの人はラーメン1杯で満足できます。少し物足りなくてもスープを飲めば、満腹に感じられるでしょう。
注文してすぐに食べられ、リーズナブルで満腹感が得られるという上記の3つの魅力とラーメンの味には、何度でも食べたくなる中毒性があります。1週間のうち半分はラーメンを食べる、という人もいるほどです。お店によって味が違うので飽きないということもありますが、それでもここまで多くの頻度で食べられるものは、ほかにはなかなか見られません。
特定のラーメン店がメディアでおすすめされ、話題になりブームを起こすことはあります。しかし、ラーメン全体が一時のブームで終わることはなく、常に人気を保ち人におすすめされるのは今後も変わらないでしょう。
日本のラーメン需要は世界の中でも高いです。日本では、カップ麺や袋麺などの即席でつくることができるインスタントラーメンが人気で、スーパーやコンビニエンスストアには、数多くのインスタントラーメンが並んでいます。インスタントラーメンの需要は、例年では中国やインドネシアに次ぐ需要の高さを誇っていて、世界でもトップクラスです。2020年はベトナムやインドに越されたこともあり、世界第5位となっています。
参考:https://instantnoodles.org/jp/noodles/market.html(WINA 世界総需要)
日本即席食品工業協会のデータによると、2020年度のインスタントラーメンの総需要は過去最高を更新し、袋麺に関しては20億食を突破したそうです。
参考:https://www.ssnp.co.jp/news/rice/2021/05/2021-0511-1111-16.html(食品産業新聞社ニュース)
新型コロナウイルスの感染拡大による影響で、家庭でのラーメン需要が伸びています。しかし、ラーメンの人気は、インスタントラーメンや家庭で調理するラーメンに限った話ではないのです。テイクアウトや宅配のほか、人気ラーメン店の麺やスープ、チャーシューなどを冷凍して販売するお取り寄せも話題になっています。今後はますます競争が激化し、麺の様々な挑戦が求められそうです。
工場の機械で作製・仕入れする麺だと、こだわりの麺がつくれないと思われるかもしれません。しかし、同じ素材を使って同じ機械で製麺しても、機械を操作する人間が違えば同じ麺はつくれません。工場でも店舗オリジナルのこだわりの麺をつくることが可能なのです。
青木食産株式会社は、店舗オーナー独自の特注の麺づくりにも対応しております。ラーメン・つけ麺・ちゃんぽんなど麺の仕入れでお悩みの場合は、卸業者である青木食産株式会社にご相談ください。卸業者として的確にサポートいたします。
会社名 | 青木食産株式会社 |
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代表取締役 | 青木 慎 |
住所 | 〒814-0123 福岡県福岡市城南区長尾1丁目8−20 |
電話番号 | 092-864-3044 |
FAX番号 | 092-864-1924 |
事業内容 | 製麺製造卸 |
主な製品 | ラーメン・うどん・そば・ちゃんぽん・やきそば・生パスタ |
URL | https://aoki-syokusan.com/ |