麺の卸業者に相談!仕入れ先の会社の選び方

麺の卸売業者・青木食産株式会社が解説!仕入れ先の選び方

これからラーメン店などの開業を考える方や、すでに麺のお店を経営している方にとって、麺を卸業者・専門会社から仕入れるのか、自家製麺を使うのかは大きな問題といえるでしょう。

麺の卸売業者、青木食産株式会社が、麺の仕入れについて解説します。麺の卸業者・専門会社はお店のコンセプトに合わせて選ぶことが大切です。また、何を大切に考えているお店なのかというポイントがブレないようにすることがおすすめです。仕入れ麺は麺のプロがつくるので、自家製麺では難しい種類の麺も気軽に使用できます。

麺の卸売業者・青木食産株式会社が教える「仕入れ先(会社)選びでおすすめしたい2つのポイント

ラーメン店にとって、どのような仕入れ先から麺を仕入れるかは重大な問題です。どのような麺を使うかによって、お店の人気の度合いにも影響が出ることは十分に考えられます。麺の卸売業者など、仕入れ先会社のおすすめの選び方をご紹介します。製麺所でつくられる仕入れ麺の魅力についても見てみましょう。

【麺の卸業者】仕入れ先の会社の選び方

【麺の卸業者】仕入れ先の選び方 値段なども確認を!

これからラーメン店など麺のお店を開業しようと考えており、仕入れ先選びに迷っている方もいらっしゃるでしょう。仕入れ先を選ぶ際に押さえておきたい、2つのポイントがあります。

1.お店のコンセプトに合う仕入れ先を選ぶ

一言に「ラーメン店」といっても、そのコンセプトは様々です。麺やスープにこだわるお店や、女性がひとりで入りやすいお店、リーズナブルなお店などお店ごとにこだわりポイントがあります。お店のコンセプトに合わせて仕入れ先を選ぶことがおすすめです。

2.食品ロスを防ぐ

ラーメン店では、トッピングに使う食材の中には少量しか使わない食材もあるでしょう。小ロットでの取引ができない卸業者だと、せっかく安く仕入れても使い切ることができなければ食品ロスになってしまいます。食品ロスは経費のムダになるので、気をつけたいポイントです。

上記の内容は、これから開業する方だけでなく、何年もお店を経営されている方にも関係があります。

仕入れ先会社に対して疑問を抱くことがある場合は、仕入れ先の変更もおすすめです。近年では食材が高騰し、原価率があがってきています。食材の高騰は、メニューや仕入れ先を見直す絶好のタイミングともいえるでしょう。同じメニューのままで仕入れ価格を下げようとすると、質や味の低下につながってしまいます。メニューをリニューアルし、人気の食材や話題の食材を取り入れて看板食材をつくるのもよいでしょう。

食材の仕入れ先を変えることは、付き合いが長い場合など状況によっては難しいかもしれませんがメリットがあります。仕入れ先を変更すると、どのようなメリットがあるのかご紹介します。

1.リスクの分散

仕入れ先をまったく新しく変えることに抵抗がある場合には、現在の仕入れ先をメインの仕入れ先にしてほかにサブ的な仕入れ先会社を見つけることがおすすめです。複数の仕入れ先を持っていると、メインの仕入れ先で調達できないような突発的なことが起こった場合でも、サブの仕入れ先で調達できる場合があります。

2.新しい食材との出会い

新しい仕入れ先の検討を始めると、様々な仕入れ先の食材を目にすることになります。今まで仕入れを考えたこともないような食材との出会いがあれば、新メニュー開発のチャンスです。

3.原価が下がる

食材の高騰をきっかけに新たな仕入れ先・卸会社を探すとなると、今よりも仕入れ価格を下げることが前提になるので、原価の維持または低下というメリットは外せません。原価が上がらないため、お店で提供するメニューの値段も維持できるでしょう。

【麺の卸業者】製麺所の仕入れ麺の魅力

【麺の卸業者】仕入れ麺の魅力 値段なども注目

ラーメン店で使用する麺は、製麺所から仕入れる麺を使うか自家製麺を使います。仕入れ麺・自家製麺のどちらを使っても、お店にとってメリットがあります。

仕入れ麺を使うメリットは、自家製麺ではつくることが難しい極細麺なども気軽に使うことができ、麺づくりに時間がかからない分スープの仕込みに時間をかけることが可能です。

自家製麺を使うメリットは、自分の好きなように麺をつくることが可能な点です。しかし、これは自家製麺ならではのメリットと思えそうなのですが、実は仕入れ麺でも自分の好きな麺をつくってもらうことができます。

仕入れ麺であっても麺にこだわるなら製麺所に特注麺を依頼するという方法があり、お店独自の製麺のレシピで麺づくりも可能なのです。どの製麺所でも対応できるわけではないので、依頼できる製麺所は限られてしまいますが、自家製麺に限界を感じている場合や麺にこだわりたいお店はおすすめです。これからラーメン店を開業する場合、最初から仕入れ麺を使用すれば製麺機を導入するコストや人件費が抑えられます。

仕入れ麺か自家製麺か、どちらを使うか迷った場合の麺選びのポイントをご紹介します。

1.ラーメン店の特徴に合わせる

ラーメン店は競争が激しく、特に激戦区と呼ばれるエリアだとほかの店と差をつけるためのアピールポイントが必要です。麺をアピールするなら自家製麺がおすすめです。スープをアピールするなら仕入れ麺がよいでしょう。仕入れ麺の場合は、豊富な種類の麺をつくっている製麺所から仕入れれば、こだわりのスープに合うラーメンが提供できます。

2.コストをかけるポイントを絞る

ラーメン店を開業する場合には、必ず事前にコストの計算をしてください。コストを計算すると、何にいくら必要なのかが明確になるので、何にコストをかけて何を削ればよいのかを検討しやすくなります。原価にかかるコストを抑えるなら自家製麺を使い、人件費にかかるコストを抑えるなら仕入れ麺を使うのがよいでしょう。

3.製麺所に特注麺を依頼する

麺にこだわりたいけど自家製麺をつくる自信がない場合や、よい人材が集まりそうにない場合、麺とスープにこだわりたいけど両方にこだわると共倒れしてしまいそうな場合には、製麺所に特注麺を依頼することがおすすめです。福岡の青木食産株式会社は麺の卸業者として、麺の原料や太さ、値段などのコンセプトに基づいた特注麺を製造いたします。

【麺のおすすめ卸業者】卸量が多い麺の種類・理由

こちらでは、卸量が多い麺はどのような種類なのか、なぜ人気があるのか理由を解説します。様々な年代の日本人が好きなラーメンの種類や、製麺所でつくられる仕入れ麺の出荷量についても見てみましょう。

【麺の卸業者】好きなラーメンの種類

仕入れ麺で作った美味しそうな太麺のラーメン

ラーメンには、味噌やしょう油のほかにも塩や豚骨などの種類があります。インターネットで実施された「100人アンケート」の結果によると、ラーメンは年代や性別によって多少のバラつきがあるものの、どの種類もバランスよく人気があるようです。

性別による違いについても、それほど大きな違いは見られません。しかし、女性に人気の塩ラーメンは男性にはどちらかというと不評であるという結果が出ています。

参考:https://100nin.jp/apps/contents/enquete/176(100人アンケート)

また、別のアンケート結果も確認してみましょう。ラーメンのほかにもうどんやパスタ、焼きそばなど様々な麺料理があります。2018年に実施された「麺類に関するアンケート調査」によると、好きな麺料理の1位はラーメンです。男女別の結果を見ると、女性にもっとも人気の麺料理はパスタでした。しかし、ラーメンは男女の差は小さく、どちらにも人気があることがわかります。

参考:https://www.asmarq.co.jp/data/mr201808noodle/(麺類に関するアンケート調査)

アンケート結果を総合的に見ると、麺料理のなかでもいかにラーメンの人気が安定しているか、ということがわかります。個人的な好みの違いはありますが、全体的に見ると性別や年代はそれほど大きく影響していません。ラーメンの種類による好みはあっても、ラーメンが嫌いという人には出会えないのではないかと思うほどの人気ぶりがうかがえます。

【麺の卸業者】仕入れ麺の出荷量

麺の卸業者から仕入れた細麺

全国製麺協同組合連合会の調べでは、ラーメンに限らず小麦粉が原料となる生麺全般の国内生産量の推移を小麦粉の使用量で見たところ、平成7年がピークとなりそこから下降しているのです。しかし、生産量に占める構成比を見てみると、生中華麺は平成18年には25.7%とうどんに次いで多いことがわかります。

参考:https://zenmenren.or.jp/about/current_status_h21.html(全国製麺協同組合連合会・生めん類業界の動向)

日本食糧新聞の発表によると、2010年から2019年までの乾麺の生産量は減少傾向にあります。なかでも特にうどんとそうめんの減少は顕著です。そのようななかでも中華麺は年々順調に増加を続けており、2010年と2019年を比べると2倍を超える増加ぶりに驚かされます。

参考:https://news.nissyoku.co.jp/news/kubo20200413042739768(日本食糧新聞・全国麺類特集)

麺の競合は、ファーストフード店やコンビニの弁当類などが挙げられ、麺の出荷量に影響すると考えられます。また、原材料や食材などあらゆるものの値段が上がっていることや健康志向が進んだことなども、麺業界の苦戦に関係していることでしょう。

麺の卸売業者を利用しよう

日本人に人気の麺は、種類も豊富です。どのような麺を使うかは、お店の人気や売り上げにも大きく影響します。製麺所から仕入れる麺と自家製麺で迷っている場合には、特注麺の依頼がおすすめです。特注麺だと、仕入れ麺と自家製麺の両方のメリットがあります。

麺の卸売業者、青木食産株式会社では、特注麺の製麺も承っております。麺の原料や太さ、仕入れの値段など、特注麺のことは麺の卸売業者、青木食産株式会社へお気軽にご相談ください。

麺の仕入れ卸業者をお探しの方は青木食産株式会社へ

会社名 青木食産株式会社
代表取締役 青木 慎
住所 〒814-0123 福岡県福岡市城南区長尾1丁目8−20
電話番号 092-864-3044
FAX番号 092-864-1924
事業内容 製麺製造卸
主な製品 ラーメン・うどん・そば・ちゃんぽん・やきそば・生パスタ
URL https://aoki-syokusan.com/