日本のラーメンと中国の拉麺は、スープと具材に対するこだわりをはじめ、麺のコシ・形状などに違いがあります。こだわりのラーメンを提供するなら、麺を知り尽くした福岡の製麺所にご相談ください。
日本の国民食として老若男女問わず人気のラーメン。そのルーツは中国にあります。1850年代後半、横浜港の開港に伴って海外の文化が入ってくると、中国の拉麺も紹介されるようになります。拉麺は日本人の口に合うように改良が重ねられ、現在は全国各地にご当地ラーメンが誕生するなど、定番料理として発展していきます。こちらでは、日本のラーメンと中国の拉麺の違いを解説いたします。
日本のラーメンと中国の拉麺は、こだわる部分に違いがあります。まず、ラーメンはスープ・麺・具材の順番でこだわりを込めることが多いです。一方、拉麺は具材・麺・スープの順番でこだわります。
また、ラーメンには味噌・醤油・塩・豚骨など、様々な種類のスープが存在しているのが特徴です。それに対して拉麺は、あっさり風味のスープを主体とし、具材の種類で変化をつけています。
例えば、日本では「醤油ラーメン」のように、スープの味がメニュー名に入るのが一般的です。しかし、拉麺は「五目汁そば(什景湯麺/スーチンタンメン)」や「牛肉炒めそば(牛肉炒麺)」など、具材がメニュー名に入ります。このことから日本ではスープ、中国では具材に注目してメニューを選びます。
日本のラーメンはコシを重視し、中国の拉麺はコシが少ないところも両者の違いです。ラーメンにはアルカリ塩水溶液の「かん水」を使用するため、独特のコシを感じられます。かん水と小麦粉を組み合わせることで、コシが出て発色が良くなります。中華麺にかん水を入れると、うどん・そばに通じるコシを引き出し、日本人の舌に馴染みやすいラーメンに仕上がります。
また、ラーメンの麺は水の量によっても食感が変わります。例えば、水分量の多い多加水麺はもっちりとした食感、水分量の少ない低加水麺は硬めの食感といったように、使用するスープに合わせて選ぶのが基本です。
中国の拉麺はかん水をあまり使用せず、生地に油を入れているのが特徴です。そのため、麺のコシは少なく、軟らかくてふにゃっとした食感に仕上がります。
日本のラーメンの麺は、太麺・細麺・縮れ麺などの種類があります。それぞれに特徴がありますが、基本的に長細い形状です。一方、中国の拉麺は形状や硬さのバリエーションが豊富にあります。例えば、細長い形状をはじめ、丸いダンゴ状、日本のきしめんのように平たい麺など、多種多様です。また、広東風や四川風など地域によっても使用される麺の種類に違いがあり、イタリアのパスタに通じる位置付けとなっています。
日本のラーメンと中国の拉麺には様々な違いがありますが、どちらも美味しさの秘訣となるのは麺です。麺作りにこだわり、誰もが「美味しい!」と思えるラーメンを作りましょう。青木食産株式会社では、自慢のスープに合う麺を作ることにこだわって製造しております。お客様に満足していただける一杯を作り上げたいとお考えの際は、ぜひお任せください。
中国から渡ってきた拉麺は日本で改良を加えられ、独自のスタイルへと変化していきました。中国の拉麺と日本のラーメンには、こだわるポイントや麺のコシ、硬さなどの違いがあるものの、どちらも麺のクオリティが美味しさを左右する点では変わりありません。老若男女問わず好まれるラーメンを作るため、まずは麺作りからこだわってみてはいかがでしょうか。
青木食産株式会社では、うどん発祥の地・福岡で製麺業を興して以来、時代のニーズを汲み取りながら麺製品を製造してまいりました。30種類以上の生地と100種類以上の麺をベースに、オーナー様のご要望に合わせた製品をご提供いたします。ラーメンはもちろん、ちゃんぽん・うどん・パスタなどの各種麺類をお選びいただけます。
また、オリジナル麺の企画立案にも対応しており、理想の麺作りを全力でサポートさせていただきます。全国各地を対象に、麺サンプルの無料発送も行います。細かなご注文や特注麺のご相談がございましたら、お気軽にお問い合わせください。
会社名 | 青木食産株式会社 |
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