ラーメンの麺を製麺するにあたり、複合工程は非常に重要です。生地を鍛えて強くし、茹でた後も伸びにくい状態になるなど、美味しい麺を生み出します。こだわりの麺を提供したいときは、製麺所への依頼も検討してみましょう。
製麺工場へラーメン用の麺を依頼したいとお考えなら、青木食産株式会社へご連絡ください。
低加水麺や多加水麺などを製麺するうえで欠かせない工程として挙げられるのが、複合です。こちらでは、製麺に必要な複合工程について解説いたします。
複合は圧力をかけながら生地同士を合わせ、生地を鍛えていく工程を指します。生地を折りたたんで合わせる工程を繰り返すことで、全体をムラなく鍛えられるのが特徴です。また、複合には生地に含まれるグルテンを網目状につなぎ合わせる役割もあります。グルテンが壊れる直前まで生地を鍛えられるため、より美味しい麺に仕上がるのです。
鍛えられた生地には以下のようなメリットがあります。
ただし、複合の工程をやり過ぎるとグルテンが壊れ、麺のクオリティが下がってしまうおそれがあります。適度に生地を鍛えることを念頭に製麺することがコツです。
複合は麺の硬さや粘りに影響を与えます。複合の回数を増やすごとに生地が硬くなり、ちぎれにくく伸びにくい麺に仕上がります。一方、複合を行わないと、硬さ・粘りが足りない、ちぎれやすい、茹でたときに伸びやすいといった麺になるため、注意が必要です。
このように複合の工程を省くことで、麺の質が下がるおそれがあります。
麺を鍛えるには時間がかかります。慣れないうちは作業に手間を取られ、面倒に感じるかもしれません。しかし、慣れてくれば作業時間は短縮できます。複合の工程を導入する際はスムーズに各工程を終えられるよう、効率的なオペレーションを意識しましょう。
美味しい麺を作るためには、スープとの相性も重要なポイントです。スープの種類別に相性の良い麺をご紹介いたします。
醤油ラーメンは低加水率のストレート麺が主流です。加水率の低い麺は小麦の香りが引き立ちやすいため、醤油の香りが強いスープにも負けません。
あっさりとした風味の塩ラーメンは、麺の主張が強いとスープが負けてしまうことがあります。加水率を高めにして、小麦の香りを抑えることがポイントです。あっさりしたスープとマッチする、モチモチで喉越しの良い麺になります。
ドロっとした濃いスープが多い味噌ラーメンは、スープの絡みが良い中加水程度のちぢれ麺が人気です。ただし、地域によって好まれる麺は変わりますので、地域の特性も考慮しましょう。
豚骨ラーメンは細さが特徴の博多麺が定番です。一方、ドロっとした豚骨スープには、低加水率で中太のストレート麺やちぢれ麺を使うこともあります。
多くのジャンルが誕生する中、お客様に評価してもらうには様々な対策が必須です。自慢のスープに合う美味しい麺を見つけて、お客様の満足度をアップさせましょう。
複合は低加水麺・多加水麺にかかわらず、美味しい麺を作るために欠かせない工程です。生地を鍛えることで強い生地になり、茹でた後も伸びにくくなります。しかし、作業に慣れないうちは手間がかかり、また、限られた時間内で複合を行うのは難しいと感じるかもしれません。そのような場合は、技術・ノウハウを備えた製麺所への依頼をご検討ください。
うどん発祥の地・福岡に製麺業を興して以来、青木食産株式会社は歴史と経験を重ねながら時代ごとのニーズに応え、安全かつ衛生的な製品をご提供してまいりました。30種類以上の生地と100種類以上の麺をベースに、理想の麺を作るためのサポートを行います。既製品のみならず、店舗独自のオリジナル麺の企画提案も承っております。種類・風味・食感・太さ・歯ごたえなど、お店のニーズに合う麺をお作りいたします。サンプルもご用意しており、全国に無料で発送可能です。
多くの人々に愛されるラーメン店を目指して、こだわりの美味しいラーメンを提供しましょう。製麺工場へラーメンで使用する麺のご注文・ご相談などがございましたら、お気軽に青木食産株式会社までお問い合わせください。
会社名 | 青木食産株式会社 |
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事業内容 | 製麺製造卸 |
主な製品 | ラーメン・うどん・そば・ちゃんぽん・やきそば・生パスタ |
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