福岡で特注麺をオーダーする前に、まずは中華麺の太さの違いと原料である小麦粉の種類について知っておきましょう。中華麺は、太い麺が好きという方もいれば、細い麺が好きという方もいます。スープと麺の組み合わせを工夫することで、お店側もお客様側も満足できるラーメンになるはずです。
こちらでは、太麺と細麺の人気の違いと小麦粉の種類をご紹介します。
中華麺の太さは、大きく分けると太麺と細麺の2種類があります。好みは人によって異なりますが、世の中ではどちらのほうが好まれているのかを見ていきましょう。
中華麺には太麺や細麺など様々な麺の太さがあります。ラーメンを食べるときを思い出してみると、お店によって麺の太さが違うはずです。そもそも麺の太さはどのように決まるのかというと、製麺機に取り付ける「切り歯」が関係しています。
日本工業規格で切り歯のサイズが決まっており、30mmの幅の中で何本の麺を作ることができるかによって、麺の太さは変わります。
ラーメンで使用される中華麺の一般的な太さは、20番の切り歯です。1.5mmの太さに仕上がり、太すぎず細すぎないちょうどよい太さの中華麺ができあがります。
2018年の調査(マルハニチロ調べ)によると、好きな麺は太麺が2割、ふつうが5割、細麺が3割弱という結果が出たことがわかっています。さらに男女別でみると、太麺は男性が23%、女性が16.4%に対し、細麺は男性が23.6%、女性が31.2%となりました。
結果的に男性は太麺を、女性は細麺を好む傾向があることがわかります。
麺の太さが違えば、ラーメンの味や麺の食感も変わります。細麺はとても歯切れがよく、つるつるとした喉越しが特徴です。また麺がスープに絡みやすく、さっぱりとしている味わいのラーメンとも相性がよいです。
一方で太麺の場合、コシがあるもちもちとした食感が楽しめます。麺がのびにくく、濃厚なスープやつけ麺にもおすすめです。歯ごたえがあってしっかりとしたコシのある麺なら太麺を、スルスルと食べやすい麺なら細麺がおすすめです。
小麦粉は、純度によって特等粉、一等粉、二等粉の3つに分けられています。こちらでは、分け方やそれぞれの特徴をご紹介します。
小麦は強力粉・薄力粉など用途に合わせて配合され、ロールでの粉砕、ふるい機、ピュリファイヤーでの純化を経て30~40ほどの粉に分かれるのです。これらの粉は、用途ごとの特性を持つように組み合わせられ、まとめられます。一般的には二等粉以上が食品として加工されることが多いです。
小麦粉の等級を決める目安となるのが、灰分です。灰分とは小麦粉を燃焼した際に残る灰のことで、灰分量が多くなればなるほど、小麦粉の色相は悪くなっていきます。
以下が等級の決め方の目安となる灰分の数値です。
基本的に二等粉以上しか食品に加工されることはありませんが、さらに灰分が1%前後の三等粉や灰分2~3%の末粉と呼ばれる小麦粉もあります。さらに、一等粉の中でも少し灰分が多いものを準一等粉と呼ぶこともあるため、等級は便宜的なものとして認識しておきましょう。小麦粉は、想像以上に多くの種類があるのです。
中華麺に使われる麺は、大きく分けて太麺・細麺があります。さらに使われている小麦粉にも等級があります。どのような小麦粉を使うのか、どれくらいの太さなのかによってラーメンの味わいが変わります。
ラーメンはスープが重要なのはもちろん、そのスープと相性の良い中華麺を見つけることも大切です。麺の太さや小麦粉の種類をいくつか試してみて、ぴったりの中華麺を見つけましょう。同じスープでも、麺次第で大きく味が変わるのを実感していただけるはずです。
製麺所に依頼する特注麺であれば、スープに合わせた中華麺がオーダーできます。一般的な中華麺では少し物足りない、スープと相性が良い中華麺が見つからないというときは、特注も検討してみてください。
初めから特注麺を依頼すると、市販の麺の中からスープに合う麺を探すという手間も省けるのでおすすめです。
福岡にある青木食産株式会社では、特注麺のご依頼を承っております。100年以上の歴史がある製麺所として、ご要望に合わせた麺を製造いたします。ラーメンの中華麺にこだわりたいという方は、ぜひ青木食産株式会社にご相談ください。福岡に限らず、全国からのお問い合わせをお待ちしております。
会社名 | 青木食産株式会社 |
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代表取締役 | 青木 慎 |
住所 | 〒814-0123 福岡県福岡市城南区長尾1丁目8−20 |
電話番号 | 092-864-3044 |
FAX番号 | 092-864-1924 |
事業内容 | 製麺製造卸 |
主な製品 | ラーメン・うどん・そば・ちゃんぽん・やきそば・生パスタ |
URL | https://aoki-syokusan.com/ |